Time can't wait [本]
ここ数週間の不安定な天気と同じく、低空飛行を続けている私の体調。
鼻が悪くなるとすぐに耳に伝わり、耳鳴りそして頭痛との闘いで参ります。それ程、花粉を感じないので、花粉症なんだか風邪なんだか・・?!よくわかりません・・・。
薬以外で花粉症にいいとされているものを取り入れようとしています。レモングラスの甜茶が売っていたので、飲んでいます。効果は?なものの、苦味は多少あるけど、リラックスできる香りです。気に入ったのでストレスの多い会社で飲み続けようかと思ってます。
最近の読書。「竜馬がゆく」の2巻にいく間にちょっと寄り道して、大好きな小田和正さんの本を読みました。
1990年に出版された初エッセイ集なので、随分古いものだけど、約19年近く経っている今の小田さんの曲や他のアーティストとの関わり方などを通して見えてくる、変わっていない想い=芯が通っている生き方を感じることができました。
建築を学んでいた小田さんが歌手になり、成功を収めている。多才なアーティスト小田和正を感じる本でした。
色々な話の中で、高校時代に野球部に所属していて、予選大会で前年の優勝高校と対戦して勝利した話は印象的でした。
挑戦する気持ち。おごらない気持ち。焦らず、ゆったりと余裕を持ち、今を見つめて全力を尽くす。
負けたら最後で先はないということをよく分かっている高校生が必死に戦っているから高校野球は見ている人にも大きな感動と勇気を与えているのだと思います。
具体的な「イメージ」を描くことが人生でも仕事でも大切だなと最近思っていて、そのことについてこの本でも触れていました。
自分の人生のプロデューサーは自分自身だ。その代わりには誰もなれない。
自分の溌剌としたイメージをスクリーンでとらえたら、その自分に向かって走ってゆくだけだ。イメージを信じて、明日吹く風に流されるとしても。
この本が出版される頃に抱いていた夢であった映画製作を実現している小田さん。
私もイメージをきちんと描けるようになりたいなあ・・・。
小田さんは、先日、芸術選奨文部科学大臣賞大衆芸能部門の受賞者に選ばれていました。
おめでとうございます。
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