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ブログのきっかけ [結婚]

私にとって結婚は大きな決断だった。相手は結婚願望の強い人で、付き合い始めて2ヶ月くらいで結婚したいと思っているということを言ってくれた。正式にプロポーズされたのは、7ヶ月くらいたったころだった。私を悩ませたのは、相手ではなく、結婚後の生活だった。彼は長野で私は神奈川に住んでいて、遠距離恋愛だった。私は彼が転勤先から神奈川に戻ってくるころ一緒になれればいいと思っていた。30代になっていたが、とくに焦りもなかったし、遠距離ではあったけど、仕事も私生活も私が望んでいた基盤を整えられた状態で精神的にもバランスの取れた生活を送っていたからだ。彼は、長野での生活に同じように満足していたが、一人暮らしの寂しさもあり長野で一緒に暮らしたいと願っていた。私は結婚後、専業主婦はきっと退屈で飽きてしまうと思っていたし(専業主婦の方を批判しているわけではなくあくまで私は)、仕事を続けたいと思っていた。結婚して長野に行くことは、仕事を辞め、友人や家族と離れることであり、やっと築いた基盤をまたゼロから始めなくてはならないことだった。正直それは私が望む結婚生活からかなり離れていた。そうした私の気持ちに対して彼は別居婚でもいいとまで言ってくれた。別居婚をしてまで結婚する意味があるだろうか?そこまでして私は今の生活を手放したくないのか?いつ神奈川に戻れるか分からない状態で別居婚で続けれられるだろうか?別れたほうがいいかもしれない・・。私の中で色々な思いが葛藤し、数ヶ月答えを出せずにいた。

結局、一緒にいたいと思い結婚して7月から長野に住み始めた。最初はやらなくてはいけないことがあった。教習所に通い免許取得を試みていたころは、まだよかった。免許を取得した後、目標もやることもなくなってしまった。社交場を探したが、いいなと思うところが見つからなかった。知り合いが一人もいない中で、一人家にいて話さないでいると次第に気持ちが落ち込んで何もやる気がおきなくなっていった。夫と話すことすら避けて自分の殻に入り込むようになった。夫はそんな私に対し、文句も言わず、心配し、会社の人と花火&飲み会を開いて外に連れ出したり、私の気持ちを気遣ってくれた。でもその時は気が晴れてもしばらくすると気が滅入る。これじゃいかんと思い、スポーツクラブにいったりして体を動かしても気が晴れないでいた。気持ちのやり場をどこにも見つけられずにいた。

友人が始めたブログを読みながら、自分もやってみようという気になり、始めた。気持ちを形にすることで落ち着くことがある。今こうしてブログに書き込み気持ちを整理することで、少し前向きになれる自分がいる。


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