朗読の表現方法と人間の判断方法 [趣味]
木曜日はテニス。途中、パラパラと雨が降ってきたが、大降りにならず、無事レッスンができた。 1週間に1回の運動は健康にも良い。出席できるのは後残り2回のみだが、少しでも上手くなるといいなあ・・。
金曜日、夫は会社の祝賀会で本社へ。そのまま実家に宿泊。私は長野だったので、夜電話で話をした。付き合っている時はずっと遠距離だったから、ほぼ毎日電話で話していたけど、結婚してからは電話をするといっても、遅くなって帰るコールくらいなので、久し振りに電話で話したのでなんだか懐かしい感じがした。
土曜日は5月分の振り替えで朗読のレッスン。
そこでの先生のお話。
人間の第一印象とは4秒で80%。10秒から30秒で100%が決まってしまうという。通常、人は目からの情報が55%、耳からが38%、話の内容が7%で判断しているといわれている。目と耳の非言語的要素が93%を占めているのだ。
ここではだからこそ第一印象が大事という話・・ではなく、朗読の話。
朗読とは、話の内容というのが、題材であり、それを伝える手段としては耳からの情報になる。演劇などとは違って、目からの情報というのがないのだから、それを補うために耳からの情報だけで、いかに伝えるかというのを、題材を読み取り発信しなくてはならない。それと同時に、日常の生活の中で、私達は非言語的要素から多くの情報を得ているので、聞くだけでも、どんな感情が流れているのかというのがきちんと受け取れるようになっているのだ。
というような話だった。
授業は、短い文章をそれぞれが読んで、録音した自分の読みを聞きながら課題点や反省点を見出し、先生のアドバイスを受けながら進んでいく。まだ初級のクラスなので、伝えるという手段が上手くできない人が多い中で、頭で考えるのではなく、その気持ちになって言わないと、上手く伝わらないし、聞いているほうも、そのニュアンスの違いというのが分かるのが人間の五感なのだ。
朗読の奥深さを感じる話だった。
私は人前に出るのが苦手。(アガリ症) 話をするのが苦手。 大きな声を出すのが苦手。
その苦手意識を少しでも緩和したいのと、以前にも書いた 「表現する」ということについての興味から始めた朗読レッスン。
段々、その面白さと難しさを実感している。
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