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挨拶という基本姿勢 [仕事]

長野ではだいぶ冷え込んできて、朝はストーブをつけるようになった。休み中にコタツも出し、今年は、手足のすぐ冷える私は、布団に入っても足先が冷たいままなので、寝るとき用の湯たんぽを買おうかと思っている。

会社では、「さわやか(あいさつ)運動」が11月から始まった。
朝の「おはようございます」から始まり、「こんにちは」「ありがとうございました」「おつかれさまでした」という挨拶をするのは、当たり前ではあり、このようなキャンペーンをするまでもないのだが、 そういった基本的なことをやらなくなってしまうのも事実。特に都会では、親密さがなくて希薄になっている分、挨拶というのが薄れている気もする。実際、自分の行動を振り返ってもきちんと挨拶しなくなっていた。
元気に挨拶するというのは、気持ちがいいものだし、コミュニケーションツールの入り口になるので、やはり大切だなと思っているこの頃。(特に今いるのは営業部なので、声の大きくて元気な人が多い)

この「さわやか(あいさつ)運動」の初日の11月1日(ワン・ワン・ワンで犬の日らしい)、朝、車通勤の人の駐車場の近くで、社長を含めた数名が並んで「おはようございます」と声を掛けていたらしい。(私は電車通学なので、この光景を目にはしなかったのだが、社長が立っているところが、大企業であるにも関わらず、この社長のすばらしき所だと思っている。)

交通事故の防止や安全性も兼ねているのだろうが、小学生の登校時間にあわせて、町内でも、たまに道路に「挨拶をしましょう」(だったか・・?)と書いてあるタスキをかけて立っている大人を見かける。

会社では上に立つ人間が、地域では大人が率先して行っているこの行為は、大切だと思う。ただ口先やポスターで訴えかけたとしても、実際にやって見本となる人がいなくては、 なかなか下まで浸透していかないだろう。

先日、夫は歩いているときに後ろから自転車で通り過ぎていった男子高校生が「こんばんは」とさわやかに声を掛けていったことに感動したと言っていた。

新入社員が配属されて入ってきて新しい風が吹き、一生懸命な姿をみていると、基本的な姿勢を再認識し、また新たな気持ちで頑張ろうという気にさせてくれている。

幼児に対する虐待、子供の自殺など、暗いニュースが多くて世界一安全な国と言われた日本の安全性も崩壊しつつあり、知らない人に対する警戒心も必要だが、人と人のつながりやコミュニケーションがこれ以上、希薄にならずに、あいさつを交わしあえる雰囲気が浸透し、こうした悲しい出来事が少しでも抑制され、なくなっていくといいなと思った。


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そこそっこ

前にも同じことをコメントしたかもしれませんが、
私の田舎でも、見知らぬ人が、学校帰りの私たちに
「お帰りなさい」とよく挨拶してくれました。
それが当たり前の風景だったのですが、
この習慣、今でも残ってるのかなあ・・・。
挨拶は心をさわやかにしてくれますよね。
なるべく心掛けたいです。
by そこそっこ (2006-11-03 01:39) 

waternon

都会に比べれば、まだ見知らぬ人が声をかけて挨拶してくれるのは、長野の方が残っている気がします。
照れもあってなかなか知らない人には挨拶しづらい私ですが・・。
挨拶はする方もされる方も気持ちよく爽やかにしてくれますね。
by waternon (2006-11-03 22:55) 

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