癒しを求めて

7日は、だいぶ緩和されたものの、朝起きても、まだ首が痛かったのでスキーは断念。

外は相変わらず雪が降り続いていたので、家事をしたり、本を読んだりテレビを見て、家に引きこもって過ごした。スキー場も吹雪いていたらしく、行かなくて良かったかも。

8日も雪。成人の日だったが、長野ではお正月に成人式をやっている所も多かった。雪の中、着物も可哀想だなあ。私の成人式は美容院の人が予約していた私よりも常連の飛び込みでやってきたお客さんの子を優先させたせいで、成人式に遅れそうになり、当時まだ携帯のなかった時代だったので、友人とも会えないという、散々な思い出となっている。

この日は癒しを求めて、のんびりしようと、スキーから帰ってきた夫と、買い物帰りに岩盤浴へ。
通常、岩盤浴は、男性は入れない所がほとんどで、以前、2回ほど行った所も女性だけなので、家から近いところにできた男性もOKの所に、夫も誘って行ってみた。

ここは、岩盤浴で寝た際、顔の辺りに酸素がでてくるチューブがあった。多少の息苦しさが緩和されるのと、エステのようで、かすかな蒸気が顔に当たっていると、肌が良くなる気がする。夫は初体験で、1時間も何もしないで寝ているだけだとつまらなくて飽きそう・・といっていたが、大丈夫だったようだ。

1時間ほど岩盤浴で汗をかき、身体を芯から温めて血流を良くした。

その後、スキーのゴーグルが欲しいというのでスポーツ店に行き、温泉へ。ついに３０ヶ所目！

今回行った、「まめじま湯ったり苑」は以前来た時は、リニューアル改装中で入れなかった所。リニューアルされて、以前はスーパー銭湯だったのが、11月に温泉になったという。3連休の最後の日で、雪が降り続く天気というのもあり、結構混んでいた。小雪が降っていたが、露天も屋根があったので、人も多かった。

景色を楽しむ温泉場所ではないが、お風呂もそこそこ広いし、数が多い。食事する所とは別に、ごろ寝処が別室であり、子供がばたばたしたり、人通りがないので、他の所よりも畳の部屋でのんびり静かに寝られる。近くのスーパー銭湯よりは、少し遠出してここに来るほうがいいかも。

最後はマッサージをしたかったのだが、かなり混んでいて、2時間以上先でないと出来ない為、断念。それでも、岩盤浴と温泉効果で、首と肩の痛みは随分緩和され、動かせるようになった。

次の日のお肌も調子がいいし、次回は2週間以内と短いのだけど、通常の半額券をもらえたので、また行ってみよっと。

入浴後は、ブランチだったのでお腹が空いたという夫のリクエストで、焼肉、寿司、デザートなど、全部で100種類以上あるという食べ放題のお店「すたみな太郎」へ。

17時半なのに、すでにお店には人がいて、家族連れが多かった。食べ放題、焼肉、寿司は久しぶり。寿司はそれ程ではなかったが、焼肉のお肉はまあまあよかった。揚げ物系、パスタ、カレーなどもあるし、その他、自分で作るラーメン、うどんやクレープなどがあり、デザートも種類があるのは、私としては嬉しい所。

夫は「わたあめ機」がきになったらしく、今、わたあめ機でわたあめ作れる機会はそうない！といって作りたがったが、最後お腹がいっぱいになってきたら、さすがにやめた。　確かに、今縁日に行っても作られたのしか売ってなくて、自分で割り箸にわたあめ作るのは珍しいかも。

味はともかく、種類が多いのと、子供でも楽しめる工夫がされているので、食欲旺盛な人、若者、家族向きではあります。全国にあるようです。

いつものごとく、貧乏性の2人は取りすぎ、食べすぎで、苦しい・・といいながら帰り、 家で楽しみにしていた「はじめてのおつかい」を見た。

毎年楽しみにしている番組。今回はやっぱり最後のおつかいが印象的。
5人兄弟の末っ子で甘えん坊の女の子は一人でおつかいに行くのに、行きかけては戻ってきてしまい、2時間かかってようやく一つのお買い物を達成。その達成した時の笑顔と自信は成長の証。その後のおつかいは、さっきまで泣いていた子と同じとは思えないほど、しっかりとしたお姉さんになっていた。子供に自信をつけさせていかないとね。こうして人は成長していくんだよね。

そしてこのおつかいにはもう一つのドラマが。
お母さんは8人の子供を産んだけれども2人は死産で1人は4ヶ月足らずで亡くなったという。3人の遺骨を手放せないお母さんも、末っ子の成長を見届けて、きちんとお墓に入れる決心をした。

ゲストに来ていた、ご自身の弟が死産だったという女優の高畑さんは
「お母さんも辛いわね。赤ちゃんが育って元気に産まれてくるってのは、当たり前のように思ってるけど、そうではないのよね」
と言っていた。
そうなのだ。命の誕生は当たり前ではなくて、すごいことなのだ。
子育て中のお父さん、お母さんは大変だと思うけれども、生まれてきた命を大切にしてもらいたいなと思う。そして自分自身の命も大切にしないとね。