姉と弟夫婦 [テレビ番組]
先日、「はじめてのおつかい」というテレビ番組を見た。これはその名の通り、子供たちが初めてのお使いに行く様子を追うものだが、こうしたほのぼのとしていて、ホロリとする番組が好きで、お気に入り番組の一つだ。
色々な兄弟、近所の友達、従兄弟、一人でのお使いなど様々だったが、その子の性格が出ていて面白い。お使いにでかけて帰ってくるまでもドラマチックだ。
その中で従姉妹だけれども、姉妹のような二人がスキー場でのお使いで、行きはスキーで降り、帰りはリフトに乗って帰ってくるというのがあった。帰りのリフトは小さな女の子2人だけではのれないので、大人のスキー客に声をかけて一緒に乗ってもらわなくてはならない。一度「一緒に乗って下さい」と声をかけたのだけど、「あまりスキーが上手でないから、怪我させてしまうと困るので、他に上手な人とのった方がいいと思うよ」と断られてしまった。年上の女の子は他の大人に声をかけるのがめんどくさくなり、歩いて帰ると言い出し、年下の女の子はリフトで帰るといって、別々の道を選んだ。年上の女の子は重たい牛乳を一人で抱え、雪の坂道を登って頑張ったのだが、袋に穴があいたりと散々な目にあい、下の子は大人の人に声をかけてリフトで帰ってきた。
一緒に見ていた夫にどっちの道いく?と聞いてみた。私が子供のときだったら、多分、他人に声をかける勇気を持てず、人に頼るよりも苦労して自分で頑張る・・という歩く方を選択したと思うが、夫はリフト派だった。性格の違いもあるけど、姉である私は人に頼るのが苦手で、弟である夫は甘え上手という環境の違いだね・・との結論。
夫にもう少し、しっかりしてくれるといいなと思うことがあって愚痴ると、「バランスがとれているからいいんだよ」と言われてしまう。 私も甘えられるところは甘えているし、しっかりしているところがないわけではないのでいいんだけど。
テレビ番組からそんな話になった夜でした。
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