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芸術鑑賞~ジャズな2日間~ [イベント]

3連休の日・月と夫がいないので、紅葉狩りにでも行こうかと思っていたが、昨年行って感動した両親が、今年も横浜JAZZ PROMENADEの2日間通しチケットを手に入れたというので、翌週も友人の結婚式で帰るので迷ったが、一度行ってみたいと思っていたイベントだったので、ジャズを聞きに行くことにして帰郷した。

午前中は朗読の最初の授業だったので、授業が終わってから新幹線で帰り、途中で両親と父の親友と待ち合わせをし、ジャズを楽しんだ。

桜木町駅から関内駅周辺の10~11ヶ所のホールとジャズクラブでジャズの演奏が行われていて、自分の聞きたい場所に行って演奏を聴けるという催しものだ。演奏時間は1時間。次回の演奏までの間は50分あるため、この間でお客は移動し、舞台上では次の演奏の人達用に舞台設定をする。
長いこと横浜に住んでいたが、桜木町から関内にかけて、こんなにホールが沢山あったのかと驚きの発見。使われていないホールもあったから、かなりの数だ。

最初に見たのは、横浜市開港記念会館での公演。ここにホールがあるとは知らなかった。初めて入ったと思う。

15時40分~16時40分  辛島文雄グループ:ピアノ、ベース、ドラムス

次は、母のリクエストで関内ホールへ移動。少し時間があったのでコーヒーショップでお茶をした。

17時30分~18時30分  AKETA(明田川荘之)・津村和彦デュオ:ピアノ、オカリナ、ギター

ステージでの演奏は全てプロの演奏家なので、すごいなあと思ったが、この人の演奏は、 圧倒された。 最後は、「あんたすごいよ」と叫ぶ男性客もいたが、皆心の中でそう思っていただろう。とにかく感情をすべてピアノにぶつけて弾いていた。ピアノが壊れるのではないかというくらいの演奏の仕方。(演奏後、ピアノの調律がかなり時間をかけて行われていた。)身体全体を使い、指だけでなく、顔、足全てを音楽の世界に投身していた。とても56歳と思えないその体力。休む暇がもったいないとばかり、すごい力でピアノを弾いた後に、はあはあいいながらも、3種類のオカリナを使い分けながら、音を切らさず素敵な音色で聞かせるその落差。さらに変な曲です・・といいながら歌っておどけたり。最後の曲は心に染み入る暖かなオカリナの音色だった。
今回聞いた中では、別格の演奏だった。
母は、東京のAKETAの店でオカリナを教えてくれているので行ってみようと張り切っていた。私も一度聞きに行って見たいな。

最後はそのまま同じ関内ホール
19時20分~20時20分 古野光昭 ザ・スリー:ベース、テナーサックス、ピアノ

これはジャズらしいというか、ジャズバーで、お酒や食事をしながらききたい音楽だった。


夕飯は父の親友が知っている50年くらいやっているというイタリア系レストランに行ったが、大安だったのもあり、関内のまわりのこうしたレストランは貸切状態が多く入れなかった。どうしようかと歩いていたら、開店して間もないお店の人が勧誘していたので、そこに入った。珍しい日本酒や焼酎が沢山ある店で、お土産に日本酒をもらった。

そんなんで帰ったのは夜11時半。忙しい1日だった。

2日目。1日目に歩きつかれたのか、やや朝寝坊気味の私達家族。
両親と3人でオールスターが集まるという12時からのステージギリギリの時間に出て、あたふたと急ぎ足で大桟橋ホールへ急いだ。大桟橋は船の形とデッキをモチーフにした変わったつくりだが、景色が見渡せて芝生もありのんびりできる私のお気に入りの場所。それでもホールに入ったのは初めてだった。

(大桟橋ホール入口)

開演5分前では、さすがに後ろの方しか席は残っておらず、1席のみ空いていた
真ん中より後ろの席に私は座った。残念ながら段差がないので、後ろのほうだとかなり見づらい。

12時~14時15分 J.A.T.P.:テナーサックス、ピアノ、ギター、ベース、トランペット、ヴォーカル、ドラムス、ヴィブラフォン、アルトサックス、トロンボーン、トランペット

途中の15分の休憩を挟んでの2時間のセッション。それぞれの楽器の持ち味を楽しめる豪華な演奏だった。

そこから、歩いてみなとみらいホールまで移動。

15時40分~16時40分 向井滋春 JAZZ STRINGS:トロンボーン、ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、ピアノ、ベース、ドラムス

ジャズにこの組み合わせは珍しい気がする。チェロの音色もきれいだった。最後にはアンコールまで出るほどだった。

演奏はこの後も夜までやってはいたが、妹夫婦と姪っ子が来るというので、これを最後に、皆で夕飯を食べに行った。

今回初めて行ってみたジャズプロムナードだったが、色々な楽器が使われていて、型にはまらないジャズの幅広さを感じ、プロの演奏を聞きながら、音楽の良さを改めて感じた2日だった。客層は年配の人が多かったが、私自身も良く知らないが、ジャズを知らない若い人でも気楽に楽しめる要素が沢山あると思う。また来年も行きたいなあ。


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