映画鑑賞 [映画]
先週末、TUTAYAで半額セールだったので夫がDVDを借りてきた。
昔はよくレンタルビデオ屋にいき、予定のない週末などは1日3本とか見たりしていたので、ほとんどの話題になった映画(主に洋画)は見ていたけど、最近は絶対見たい!というのも少なくなったが、見る時間も限られていてほとんど見ていなかった。
1つは「フラガール」
昭和40年、炭鉱の閉鎖が始まり、常盤でも解雇され職を失う人達が増えていた。時代の波に逆らって、保守的に昔の伝統を守っていこうとする人もいれば、新しいことに挑戦しようとする人もいる。常磐では新しい試みとしてハワイアンセンターを作る事業がすすめられ、フラダンサーを 目指して練習、活躍する女性達の話。
日本アカデミー賞でも作品賞他を取っている話題作。
全体的には感動あり、笑いありで楽しめる作品だった。
時代とか家庭の事情とかに負けず、自分の道を見つけて歩き出していく女性達の強さが光り、最後は保守的だった人達も、頑張っている姿を目にして変わっていく、温かさが伝わってくる作品だった。
もう一つは「地下鉄(メトロ)に乗って」。
「鉄道員(ぽっぽや)」の浅田次郎さんの小説が原作。
こちらはかなりシリアス。おもいけど印象深い。
地下鉄を走っている電車(運転手からみた目線)のシーンで、主人公と途中から愛人も一緒に過去にスリップする。そのシーンが地下鉄=タイムマシンに乗っている感覚と同化していて面白い。
過去に行くことで、今まで見えていなかった真実、それぞれの想い、人間関係、真実の姿を教えてくれる。
人を愛するということ、それぞれの罪、選んだ道・・・。
登場人物の人間関係は予想できたが、最後は衝撃的な終わり方だった。「罪と罰」・・「罪を犯したら罰が待っている」というセリフも、また重い。
父親役の大沢たかおさんの演技がかなり光っていた。日本アカデミー賞助演男優賞にノミネートされてたのも納得。「星の金貨」(ふるーいが)の優しいイメージとのギャップが・・。存在感あったなあ。
たまにこうして映画を家でみるのもいいものです。
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