お見舞いと散歩コース(総持寺) [日常生活]
先週の日曜はしばらく行っていなかった祖母と祖父のお見舞いへ。
祖母は無事退院出来、1ヶ月半の絶食状態だったにもかかわらず、87歳とは思えないほど、脂っこいものを食べたがり、食欲がでてきたようだ。かなり痩せてしまったものの、以前より随分、元気になっていた。
祖父は足が私の腕と同じくらい細くなって寝たきりに近い状態になってしまっていたが、駄目だ・・と言われて約2ヶ月。一時は退院出来るほどまでの回復を見せ、現在はまた入院しているものの、随分頑張って生きている。
二人とも、元々の生命力が強いのだとは思うが、「生きたい」「まだ死にたくない」という想いと気力が大きく、精神的な部分が、随分生命力を伸ばしているなと感じる。
私は・・・年をとった時、そこまで生きることに固執できるかな・・・と考えてしまうが、「人生を全うする」ということ、「老いるということ」を教えてもらっている気がする。平日は仕事、週末はお見舞い&介護に行っていて、ゆっくり休めない両親も大変だが、母も「この年になっても二人は色々なことを教えてくれるわ」と言っていた。
土曜日は少し時間があったので、最近の運動不足を考慮し、近くを散策して歩いてみることにした。
徒歩20分以上先にあるのに、家からはっきり見え、高台にある、かなり目立つ大きな建物。気になっていたそこ・・・「総持寺」に行ってみることにした。
最近では、20代、30代の女性に写経が人気だとか。集中できる。無心になれる時間が貴重というのが人気の秘密らしい。私はやったことないけど、お寺の雰囲気は好き。歴史の重みと静けさ、そして建物の芸術性は他の国には無い大きな魅力の一つだと思う。
隣には大学、奥には高校などがあり、歩いていく途中で沢山の学生とすれ違う。
坂を上がり、ゲートをくぐると広い敷地内には沢山の緑。静かな環境で落ち着ける。
ここまでくると、同じように散歩している人や犬を連れている人がいた。
この間、電車で話している人の会話が聞こえ、石原裕次郎さんのお墓がある所だと後で知った・・。
緑が恋しくなりのんびりと散歩したい時に訪れるのはいい場所なので、今後の散歩コースにしようかな。
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