SSブログ

立つ鳥跡を濁さず [仕事]

先日、今の職場の人が辞めるかどうするか迷っていると言う話を聞いてはいたのだけど、その彼は、急に決心し、「退職したいのですが・・」という一言もなく、速達で退職願を送りつけてきたそうだ![目](本社から離れた場所で勤務していたので)

まあ、結局、数日だけ本社にきて、簡単な引継ぎをし、挨拶して去っていったのだけど。

社会人としての自覚を問われれば、彼に非があるのだけど、振り返るといくつかの会社で仕事をしてきている私には、引継ぎをせず、もっと驚くべき辞め方をした人達がいたことを思い出しました。

衝撃的だったのは、社会人1年目。

入って数ヶ月経っていない頃。

結婚を控えていたらしい彼女。噂では、その婚約者とトラブルがあったとかで・・?!

「辞めます」

という電話があったっきり、来なくなってしまった。[パンチ]

私物もそのままだったので、社員の人がダンボールに詰めて送付し、訳の分からないまま、彼女の代わりに引継ぎを行ったのだから、今思うと、その社員さんも大変だったろうな・・。私は、社員ではなかったのもあるが、入って間もなくで、よく事情も分からず、自分の仕事のことで精一杯だったので、関わることがなかったのだけど、その衝撃は大きかった。

で、同じ会社でもう1件。

この会社は、一緒に働いていた人達はとてもいい人たちだったし、仕事は好きだったのだけど、労働条件はひどかった。拘束時間の半分から2/3しか時給でのお給料がでなかったのだから。まあ・・サービス業は、一般的にそういうものなのだけど。

新しく採用された彼女は、気弱そうな感じはあった。で、1ヶ月働いて、その過酷さに耐えられなかったのか、あわないと思ったのか、「辞めたい」と申し入れが。

「辞めるなら1ヶ月前にというのが基本だし、引き継ぎの人が決まるまで待ってください」と上司は返答した。

次の日。彼女の母親が会社にきて、「今すぐ辞めさせてもらいます!」[むかっ(怒り)]

と言いに来た。で、次の日から彼女は来なかった・・・。[パンチ]

母親がでてくるのはどうなんだろう?と思うけど、でも本人にしてみれば、もしかしたら、どうしようもなく辛かったのかもしれない。

他の会社でも、同じような形で、「明日から残りは有休消化でやめさせて下さい」といって突然辞めたパートさんもいたし。

辞めるのは仕方がない。一見、単に本人の身勝手だけに見えても、それぞれ、他人には分からない事情があったのかもしれない。本人にとってはやむを得なかった事だったのかも知れない。

いずれにしても、後に残された人たちは、こういう辞められ方をすると困ることが多いのは事実。

なんでも言った者勝ち。辞めたもの勝ち。

なところがあるのが気になるところ。

自己主張や仕事と生活のライフバランスは大切だし、仕事より大切なものがあるとも思っているけど、お互いが気持ちよく最後の別れができるといいのに。

会社の退職の仕方だけでなく、今の世の中、「クレーマー」とか「モンスターペーシェント・モンスターペアレンツ」と言われる人たちが増え、自己主張=自己中心的な考えが増えてきている気がする。

自己主張はしつつ、きちんと相手の言うことを聞く耳を持ち、思いやりの気持ちは失わずにいたいなあと思います。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

法事と花火大会合唱の合宿 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。