音楽劇「トリツカレ男」 [演劇]
「チケット半額以下!!」とかなりのお得感と、一度キャラメルボックスの舞台でも見た「トリツカレ男」の演目に魅かれて1週間ほど前にを購入し、音楽劇の「トリツカレ男」を見にいきました。
場所は、天王洲にある銀河劇場。雨も上がったので、京急の新馬場から歩いて行きました。当日の受付順で席が決まるというので、開演1時間前から配布のチケットで少しでもいい席を確保するため、早めに到着。10番目位だったけど、やや端だったけど、1階席のかなり前のほうのいい席でした。(席は満席に近かったけど、役者さんの表情がしっかり見えたし、通常のチケットの半額以下にしては、かなりお得な席!!でラッキーでした)
ストーリーは以前見たキャラメルのお芝居とそれほど変わっていなかったのだけど、音楽劇だたので、演劇とはまた違った魅力と世界があり、楽しめました。
舞台の上手にドラムやパーカッションと演奏者。下手にはピアノ。
主人公の何にでもすぐにトリツカレて夢中になってしまうジュゼッペは、劇団四季にいた坂元健児さん。さすがに素敵なやさしい歌声でした。
ジュゼッペが恋するペチカ役は原田郁子さん。歌手である彼女は、とーっても不思議な雰囲気を持った人でした。ピアノで歌を何曲か歌ったのだけど、歌声もそうだったけど、存在自体が、ペチカという少女を掴みどころのない別世界の人・・・でも、かわいらしい少女のような無垢な感じを出していました。
外国語を言葉でなく、ピアノの音やメロディ、ラとかハといった単語にならない言葉や音楽で表現していたり、脇役をこなしたりする複数の黒子的な人たちのダンスや動きもを面白かったです。浦嶋りんこさんの歌声もさすがでした。
最後の坂元さんと原田さんの2人の歌と雰囲気がとっても素敵でした。ハッピーエンドなんだけど、単によかったねっていうのではなく、特別な空間を生み出していて、心地よい暖かさの残るエンディングになっていました。
終わった後は、劇場の入っているビルの焼き肉屋さんで夕食。他のお店が貸切だったり閉まっていたりで焼き肉にしたのだけど、久しぶりに焼き肉食べたな~。美味しかった~。銀河劇場で観劇チケットを見せるとグラスワイン1杯サービスだったので、ワインも頂きました。
音楽劇は初めて見たのだけど、お芝居も、歌も、踊りもと、色々と楽しめて盛りだくさん。
たまたまのお買いものだったけど、素敵な2時間半を過ごせました。
たまにはこうした冒険も楽しいです。
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